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新しいクルマがほしい


最近オフィスにクルマで通勤しているのだが、年末からこのかた、たまたまアメリカに帰国している同僚のクルマを借りている。西ドイツ製某高級車のオープンカーなのだが、やはり値段が高い分だけ乗り心地は素晴らしい。排気量も十分なのでちょっとアクセルを踏み込めばたちまち猛加速できるし、高速で長距離を走ってもまったく疲労しない。私のロードスターとは正直大違いである。

確かにロードスターは小回りがきくし、Fun to Driveのクルマであるが、やはり通勤にも使うとなると朝っぱらから相当緊張感を強いられることも事実だ。マニュアル車であることもそれにいっそう拍車をかける。

そろそろ新しいクルマを探す潮時ではないかと思う今日この頃。自宅のそばにはポルシェ、ジャガー、フィアットと高級外車のディーラーが立ち並ぶ。最近は残価設定ローンなるものも登場しており、かなり値段の張る車でも割合とお手軽に購入できる。私の周りは無責任にも「2シーターのスポーツカーなんかに乗れるのは独身のうちだ。迷っていないで買ってしまえ」と囃したてる。

価格を度外視すればポルシェ911、ボクスターSなどが強烈に魅力的である。特にボクスターSは排気量が増して、トルク不足という部分を解消し、多くの雑誌などでも絶賛を受けている。しかしお値段も同時に強烈なものだ。アウディが出したTTクーペクアトロも相当独創的なデザインで惹きつけられるものがある。そういえば今年前半にはTTクーペクアトロ・カブリオレも発売されるということだ。イタリア車は相当程度がよくなってきたとはいえ、いまだ信頼感に一抹の不安が残り、通勤用には無理があるのではとも思う。そうでなければアルファロメオ155やクーペフィアットはドイツ車とはまた異なった魅力がある。国内に目をむければトヨタのMR-Sはいままでの日本車離れしたデザインで、物もほとんど積めないという潔い割り切りがあり、心惹かれるものがある。

最近はクルマ雑誌をやたらと買い込み、暇があれば読みふけっているのだが、やはり購入前のこういった悩みが一番楽しいのだろうと、ふと思う次第である。