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ハワイ経済


ハワイには日本語ラジオ局が2つある。

そのうちの1つを聞いていたところ、その日ハワイに到着して入国した人数を報道していた。大体1日5,6千人が一つの目安らしいが、少ないときなどは3千人くらいになってしまう。地元の人に尋ねたところ、この人数は毎日放送されていて、ホテル関係者や観光業関係者は一つのバロメーターとして役に立てているそうだ。

とてもハワイらしい話だ。というのもハワイの主たる産業は観光業であり、経済の太宗を州外からの観光客に依存しているからである。

ここ何年かアメリカ全体の景気は上向いてきているが、ハワイ州経済は低迷を続けている。日本の景気が回復しないことから日本人観光客数が落ち込んでいること、同時に日本からの投資が大幅に落ち込んでいることが主要な理由であると言われている。先日始まった定例州議会では「景気の低迷を日本をはじめとするアジア諸国の景気低迷を理由にするのはもう止めよう。自らの手で行政改革をはじめとする経済改革に取り組んで景気浮揚をはかるべきである。」といった議会代表者のスピーチがなされていたが、事態はそれほど簡単ではないようだ。

ここ何年かで日本以外のアジア諸国、たとえば韓国などからの観光客の増加が日本人観光客の減少を補っていたが、アジア通貨の大幅下落でアジア諸国からの観光客は激減している。大韓航空などは韓国からの客はほとんどおらず、ほとんど日本からの観光客になってしまっているともいわれている。更に日本人観光客も円安の影響で滞在中に消費する金額を減らす傾向にあるのだそうだ。実際、個人的な感想としても100ドルの品物が以前は1万円程度で買えたのが1万3千円になっていると思うと、財布の紐は自然としまってしまう。

ハワイ経済は今年も厳しい状況が続くに違いない。