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大手銀行も土壇場


日経新聞の一面に、金融監督庁は資本注入にあたって大手行を3つのカテゴリーに分けて対応する旨の記事がでた。

優良行、普通行、あまりよくない銀行という分け方だそうだ。優良行には安いレートで条件なしで沢山注入し、普通行にはそれなりのリストラ策を提示させ、あまりよくない銀行には合併などの抜本策を提示することを条件とするといったことらしい。

どうやら、政府はここへきて、本気で3月末を以って金融システム安定の措置が完了したと宣言するつもりになってきたようだ。去年の3月の資本注入の轍を踏むことを回避しようとする動きが見える。まことにもって歓迎すべき動きであろう。

銀行にとっては、会計基準が厳しくなり、引当もばっちりさせられることを要請される反面、最後の頼みとしていた資本注入にも濃淡をつけられると来ては、もはやその存在を単独では維持できない銀行も3月までには登場してくるのかもしれない。後1ヶ月でさまざまな動きが出てくるのではと思う。

銀行の経営者にとっては厳しい局面が来ている。しかし、もっと何年も前にこういった厳しさを乗り越えていれば今のような状況を回避できたはずだというのは、空しい議論なのだろうか?