ポッポ逝く
March 19, 2000
私の実家のシャム猫、ポッポが今日の払暁に亡くなった。享年14歳。
父親からのメールがポッポの死を伝えた。
ポッポが今日の払暁に昇天した。
お母さんの布団のなかで三回ほど痙攣したあとで息を引き取った。
「薬石の効もなく」というが、文字通り四十回近い点滴の効もなく鬼籍に入った。しかし、医者が驚嘆するほどの強靱な生命力で一ヶ月半以上も
もちこたえた。
また、彼岸の最中に他界したのだから、人間でいえば善人ということになるが、善猫だったにちがいない
ここのところ具合が悪く、内臓の機能が弱ってきて点滴を繰り返しており、そろそろ危ないかもしれないとは聞いていた。だから、毎日メールを開くのが怖かった。一日でも長く生きていてほしいと思っていたが、本当に残念である。ある程度覚悟はできていたとはいえ、現実にその事実に直面すると涙が止まらない。
生まれてすぐの子猫として我が家にやってきたポッポは文字通り、家族の一員であった。妹はいつも「ポッポは自分が私より家族の中で偉いと思っているんだよ。」といって苦笑していた。年に数回しか帰省しない私のこともしっかり覚えていて、いつも私が寝ていると布団の上に登ってきて、私の鼻をなめていた。
日本猫と違い、気性が激しく、独特の優雅さを持っていたLadyのポッポ。我が家全員の心の中にいつまでもポッポは生き続けていくにちがいない。
心から彼女の冥福を祈りたい。