新入社員
April 1, 1998
今日は真新しいスーツに身を包んだ新入社員の姿を街で沢山見かけた。
しかし考えてみると不思議なものだ。別に4月にまとめて採用しなくても、欠員が出る分を随時補充すればよいではないかと思うのだが。どうも世の中はそうではないらしい。
今の世の中スピードが勝負である。必要なときに重要な業務に人材を投入できない組織は成功などおぼつかない。やはり人事を機動的に動かせなければ機動的なビジネスはできない。しかし新聞などでも入社式の記事がいくつも掲載されるのを見ると、まだまだ日本の会社の人事政策は硬直したままだ。通年採用などはまだほんの一握りの企業でしか行われていない。
給与カットなどの表面的なリストラに囚われずに、もっと本質的に人事制度を考え直すリエンジニアリングを日本の企業は促進するべきだろう。入社式の記事が4月1日に新聞記事を飾らない日が来るまで、日本経済の再生はおあずけかもしれない。