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学級会以下?


自民党の総裁選挙が終わって、小渕氏が新しい総裁になることが決まった。

これを受けて世の中のメディアは大騒ぎである。曰く、「結局派閥の論理での総裁選だった」「参院選の敗北を自民党は何も理解せず、結局旧態依然のままである」などなど。

多くの自民党議員がテレビに登場していた。それぞれの候補を推薦した人を3人呼んでいる番組、自民党の若手議員21人を呼んで話を聞いている番組。どれもこれも品がない。

製作サイドもまともな進行ができないというのが理由の一つだが、出てくる国会議員もほとんどまともな人がいないことに幻滅した。議論になってないんですよね。質問していることにちゃんと回答できる人もいないし、誰かが話をしていると横から割り込む。最後には収集がつかなくなって、結局CMブレイク。これを見ていて思い出したのが、小学生の学級会(今ではクラス会って言うのだろうか?)。

自民党議員の発言の内容の希薄さには驚きました。「いろいろな批判があるのはわかるが、小渕さんはちゃんとやる。もしちゃんとやるから、見ていて欲しい。」というのが発言の殆どです。申し訳ないけど、こんなことは誰だって言える。「ちゃんとやる」と橋本首相だって、前の自民党執行部だって何度となく繰り返した。そして、結局なにも起きなかった。そういったことに失望して参院選で敗退したのにもかかわらず、まだ同じことの繰り返し。

誰一人として納得のいく発言をしていた人はいない。具体的な数字を挙げて説明できる人もいないし、どういう政策を展開していくのかというビジョンもない。唯一数字が出たのは6兆円の減税の話だけ。そんな有り様をさらけ出しておいて「官僚にまかせないで、政治家主導で進める」と言ったって「ちょっと待ってくれよ。滅茶苦茶言わないでくれ」と思うだけだ。

政治というのは政策立案能力と、その政策を選挙民に対してわかりやすく説明するAccountabilityによってなりたっている。この2つが両方とも欠如しているということが再び明らかになった。

自民党と小渕新総裁の一挙手一投足を国民と市場が注目している。さて、結果はどうなる?「ちゃんとやって」もらいたいものです。