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iMac


Apple社からiMacと呼ばれる新しいマッキントッシュが発売された。

ブルーと白の半透明なボディーの一体型パソコンを雑誌でご覧になったことがあるかもしれませんが、それがiMacです。

私が日常生活ベースで始めてパソコンを使ったのはMacintosh Plusと呼ばれる、極めて初期の一体型マックである。かわいらしい躯体に9インチの白黒モニター。今では当たり前になったアイコンを利用したGUIは、コンピューターといえば黒い画面にわけのわからない文字が並んでいると思われた時代に、とても衝撃的でした。アメリカの街のどこにでもマックはありました。学校にも、オフィスにも。その魅力に私はとりつかれのです。

それ以後、残念なことに様々な失敗を重ねマッキントッシュはマーケットシェアを失っていきました。最大の失敗はMacintosh Plusなどに代表される、素敵なデザインの魔法の玉手箱というイメージを売り出す商品全てが失ってしまったことでした。DOS/Vマシンと同じデザインのマックなんて誰もほしくありません。

そんな長い暗黒のトンネルを抜けて、マッキントッシュは今回のiMacでその原点にもどってきました。パソコンとは思えない半透明のプラスチックによる斬新なデザイン。必要最小限の機能に絞り込み、難しい周辺機器といったものとは縁の無い、誰にでも使えて、ドキドキすることができるマックが帰ってきたのです。もちろん厳しい競争のあるマーケットですから、機能的にはそこらのウィンドウズマシンを凌駕するものが、一体型の玉手箱の中に収められています。

ウィンドウズ全盛の時代でも、いつまでもマックが忘れることができない私のようなマックファンには本当にうれしい出来事です。そして、今までパソコンを使ったことがない人が、このiMacに触れてパソコンという不思議な玉手箱の世界に飛び込んできてくれば、もう最高にハッピーです。