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ヘッジファンド


最近、世界中のマーケットがなんだかおかしい。

日本の問題が解決したわけでもないのに、円高に振れているし、各国の国債は高騰している。後者は米国株式の下落で、世界同時株安といった不安を感じる投資資金が安全な場所に移動していることが最大の理由なのだ。前者は、ロシア投資などで大損を被ったファンドの資金が含みを抱えている円売り・ドル買いというポジションを手仕舞って益出しをしているせいであろう。

しかし、いずれにせよあまりに資金の動く速度が速い。そして、その速度はファンダメンタルを無視して様々な金融市場を揺るがしている。もちろん、市場が効率的であることは重要なことなのだが、それにしてもちょっとどうかな?と個人的に感じる。

ヘッジファンドはすごい存在である。政策の矛盾が存在する場所を世界中から探し出して、それを狙い撃ちにする。それも、レバレッジを効かせまくり、最新の投資理論で武装した攻撃である。下手な国の国家予算を凌駕するくらいの資金の流れ。それは見事なまでの嗅覚である。しかし、その矛盾にしても2種類存在するように思う。1つは、本当にどうしようもない政策矛盾を放置している状態。もう1つは、政策はマーケットの資金ほど素早く動けるわけではないので、正しい方向に動いていく途中に捕まってしまう状態。私は、前者のどうしようもない政策矛盾状態までも助けようと主張するつもりはないが、後者の方は多少の守る必要があるのではと思う。

ではどうやってその線引きをするのか?と問われれば返答に窮してしまうのだが・・・・

しかし、あまりにも足の速い資金が起こす弊害が、そのメリットを上回るような状況が発生しつつあるのは事実であろう。これをどう捉えるのか。自分でもなかなか整理がつかない。