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クルマ


STATIONWAGONさんに送った洗車に関するメールが彼のHPで取り上げられていた。

私のメールに対する彼のコメントを引用すると

実は彼は少し前にユーノスロードスターに乗り換えたらしい。ユーノスロードスターは見るからにマ

ニアックで、すぐにチューンアップなどにハマる魔性のクルマらしい。本人は自覚しているかどうか

分からないが、彼のクルマ関連の文章を読むとクルマへの愛情がひしと感じられる。

話はそれたが、彼ほどの合理主義者であっても一旦クルマを愛すれば洗車してもクルマはすぐに

汚れるという致命的な矛盾を抱えていても洗車するのである。クルマとはかくも非合理性に満ちた

存在なのだ。 実際にユーノスロードスターはハマる魔性のクルマである。

まだ、タイヤとステアリング、シフトノブを交換し、エアフィルターをワークス製に入れ替え、プラグコードをハイテンションコードに変え、ブレーキ、クラッチ、アクセルペダルをアルミ製にしてポジションを変更した程度だが、これからサスペンションをハードサスに変更し、ボディー剛性を高めるためにストラットタワーバーとロワアームバーを入れようと考えている。 さすがにマニホールドとエキパイ、クラッチを変えるところまではいかないと思うが・・・(いや、いかないと思いたいのだ)

ちょうど質の良いマザーボードを持った素のDOS/Vのパソコンを買ったようなクルマである。ビデオボードを差し替え、SCSIカードをさし、メモリーを増設しというのと同じ感覚である。

もちろん有名メーカーのスポーツクーペのようには快適ではない。狭いし、乗り心地は悪いし、電気湯沸かしポットの箱が積めないほどの狭いトランク、最高速度や加速だって大排気量のクルマに比べればたかがしれている。排気量わずかに1,600ccなのだから。でもトヨタのコマーシャルではないがFun to Driveだ。

思いっきりアクセルを床まで踏み込んでシフトアップする楽しみを感じることができる。カーブでアクセルを開けるとトルクがリアタイヤに伝わって自然にテールがスライドする。とは言っても決してコントロールを失っているわけではない。アクセルワーク一つですぐにタイヤはトラクションを回復する。天気が良ければルーフを開けて太陽と風と一緒に走れる。NA(自然吸気)にFR(後輪駆動)、そして1tを切るボディー。こんなあまりに当たり前で簡単な組み合わせでここまで楽しませてくれるクルマを作り出したMAZDAの開発陣に正直頭が下がる思いだ。

クルマには2種類がある。移動の手段としてのクルマ。そして、もう1つはクルマとしてのクルマである。前者には洗車は必要はないが、後者は、わごんさんが指摘する致命的な矛盾があったとしても洗車するはめになってしまう存在なのだ。